2006年06月07日

サミコの家庭菜園

母・サミコは家庭菜園ならぬ
家の小さな敷地で畑を耕し、野菜や花、果物を栽培している。

今でいう「ガーデニング」とは程遠いものだが
始めてからかれこれ20年の実績を持つ。

よく小さい頃はミニトマトやシソだったが
だんだんエスカレートして
きゅうりやみょうが、花であればアジサイやパンジーなども
育て始めた。

私が小さい頃、一度だけその収穫を手伝ったことがある。
それは「大根」を育てたとき。
サミコの家庭菜園




収穫は雪積もる冬。
まだ5歳児だった私は母・サミコが畑一杯に育てた大根の収穫を手伝うハメに。
幼い私は弟と一緒に大根を夢中でひっこ抜いていた。

そしたらサミコに散発したいお客さんが来店し、母・サミコは私に収穫の作業を頼んだのであった。
「大根を抜いておいて」と。

私は母・サミコに誉められたい一心で全ての大根を手で抜いていった。

もちろん、弟にも指示を出し、あっという間に全ての大根を土から抜き出した。
畑が若かったせいか、小さい大根がほとんど
それを綺麗に一列にならべ、サミコの驚く顔を楽しみに弟と雪降る外で待っていた。

サミコが仕事を終え、畑に戻ると
表情が一変したのを覚えている。
「なにやってんの!!」


サミコの家庭菜園


※似ているだけでサミコ本人ではありません


いきなりの罵声。外であろうとお構いなしの大声で起こられたのだ。

「全部大根を抜けってお母さんは言ってないでしょう!バカ!」


幼心に傷ついた瞬間。

私と弟が大根を全て抜いたことに サミコは信じられないと激怒。
「もう知らない!」とソッポを向かれ、何とかしようと焦る私。

とりあえず、半分の大根をもう一度土の中に埋めなおした。
しかし、一度抜いた大根は二度と成長しないとか。
それを見たサミコは再び激怒。

「そんなことしても、二度と大根は大きくならないんだから!」

私と弟は泣きながら、埋めなおした大根を再び抜き始め
どうすることもできなかった。

それ以来、サミコの家庭菜園の手伝いは水やりのみとなり、
今は柿の木だけ育てているようだ。

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